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不思議な鏡迷宮・神アカシ編・【ページ2】

幼稚園から大学部まで揃っている超大型エリート名門進学校、【聖ロイズ・ヴァビロニアン学園】。

優秀さを競う制度で各学年ごとに、有能クラス・通常クラス・下級クラスと階級が別けられている。

中でも、もっとも選ばれた成績優秀で人望の篤い者か、超お金持ちでないと就任できないと言われている生徒会役員……。

――僕は高等部三年生で、そんな学園の生徒会長を勤めている。

と言っても別にやりたくてやってる訳じゃない。生徒会なんて面倒臭い仕事が多いし、厄介ごとが山ほど舞い込んでくる。

それに修道院暮らしで、あまり裕福なほうではない。でもこの座だけはどうしても誰にも譲れない理由がある。

だってやっぱり一番って気分がいいよね?

夢はでっかく、国の大統領!……なんて言ってるから、大工の親方をもじった【大棟梁】なんて異名まで出来てしまった。



会議が始まり、いつものように会長専用のデスクに就く。 議題は沢山挙がっていた。

最近、生徒が行方不明になる事件が多発している。 でも僕たちがどうこうしたところで解決できる問題じゃないし。大体こういうことは警察のやる仕事だろう。

次に、夜の魔術師と名乗る謎の怪人がイタズラをして、学園中を苺畑にしてしまったこと。

苺のツタが教室まで進入してきて、建物まで飲み込まれそうな勢いだ。 迷惑な話しだけど、僕は時々苺をむしって食用にしてるし、体育の授業が潰れてラッキーな気もしてるから、いいんじゃない?

窓の外を見上げる。昼間だというのに月がハッキリ見え巨大に輝いている。予報によると後3百年で地球に衝突するらしい。けど、これは問題外。

僕らはその時代にはもう存在していないし、後世に残された人間がなんとかすればいい。

……そして、この事件の全てに伝説の【神・ナイトメシア】が絡んでいるという。

街の古い伝説で、どんな願いでも叶えてくれるという不思議な神様……。 僕はとある理由から昔からこういった不思議な力というものが苦手である。

それに、夢は自分の力で叶えるものでしょ? だから価値があり、喜びがあるんだよね?

最後に、今までに無く重大な問題が挙がった。生徒会費が赤字だ。

まだ四月に入って間もない。特に使った行事も無い。これはどういうことなのか? 元々グラウンド場があったであろう方向を見つめる。

美化委員の生徒たちがいる。業務員たちと沢山の器機を使って苺狩りをしている。日が暮れる、どころか年まで明けてしまいそうな、程遠い雰囲気だ。

――そう、大量の苺を撤去する作業。これが生徒会費で賄われているのだ。

困った。大問題だ。これでは夜の魔術師と呼ばれる者を捕まえないとならないじゃないか……。

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