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とある双子執事の航海日誌5

ヨルガミ「マスター!あまりひとりで歩き回らないでくださいませ!」

マスターといつも一緒にいたい……。ではなくて!

ヨルガミ「いえ、この戦艦の中はとても広いのです。 ですので、迷子にでもなったら大変!」

ふう、なんとか誤魔化せたのです。よね?――て!?

ヨルガミ「マママスター!? そのようにくっつかれましても――!!」

はっ! これはチャンス?なのでは!?

今はツキノオもいませんし、マスターとワタシのふたりだけ!なのです!♪♪♪



きっとツキノオもマスターのことが好きなのだと思いますが、ワタシだって負けていませんよ!

それにツキノオは以前の主のことをまだ想っているような節があるのです。

いけませんね! ワタシはいつだってマスター一筋ですよっ!

……それとも、前の主とのことがあっても、それでもマスターのことを……?

ワタシはメモリーが削除されているから、過去の主のことなど解らない……。

あああああ――。それではワタシの気持ちは一体どこへいけば!?



ヨルガミ「あああああ、――あれ?マスター、眠ってしまったのですか?」

し、仕方がありませんっ。これはベットにお運びしなければ。

べつにやましい気持ちなんて微塵もありませんよっ!





ヨルガミ「マスター、たとえ貴女がどんな存在であったとしても、

ワタシはマスターのことが、がががが――////」(爆発)


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~星ワタリ篇~【朧月夜・夢現弐光年】

周りの景色が何も見えないほど激しい吹雪の中をメアリは歩いていた。

どさり、と後ろで音が聞こえて急いで振り向く。 ミュウが雪の中に倒れ込んでしまっていた。

焦ってミュウを抱き上げる。 顔色がかなり悪い。体も冷え切ってしまっている。

「くそ……っ」

何故こんな事態に陥ってしまっているのか――。 それは数時間前の出来事だった。



ミュウを背中に抱えながら再び底なしの崖を下りていると、ぽっかりと小さな穴のような明かりが見えた。

ついに地底まで辿り着くことができたのかと歓喜しようとした、次の瞬間。

明かりはどんどん大きくなっていき、メアリとミュウを包む。 そのまま飲まれるように吸い込まれて落ちていく。

そして二人の体が地べたに投げ出された。

「ミュウ、大丈夫か?」 「ん……」 「なんだ……ここ……」

見ると、辺りは一面の雪景色だった。

木がうっそうと茂っている。空は暗い。夜だろうか。

「もしかして底までたどり着いたのか?」

後ろを振り返り空を見渡す。どこを見ても今自分たちが落ちてきたはずの、崖や穴がない。

シンシンと降り積もる雪の夜空だけが広がっていた。

とても寒い。 ミュウは小さく体を震わせた。

遠くのほうにポツポツと幾つかの明かりが見える。 このままここにいても仕方がない、か。

メアリはミュウの手をとり、明かりの方角へと歩き出した。



――そののち、急激に風が強くなりはじめ、視界が悪くなり吹雪へと変わってしまった。

それがこれまでの経緯である。

ああ……。早くどこかに休める場所を探さなければ……。

と、そこに、どこか遠くのほうから汽笛のような音が聞こえてきた。

しだいに音は大きくなり、何かが近づいてくる気配を感じる。

「……!?」 とっさにメアリは身構えた。

空の上のほうから有ろうことか、蒸気機関車が飛び、こちらに近づいてくるのが見えた。

フワッと一時の間、その場だけが何か暖かいものに包まれた気がした。 それと同時に吹雪がおさまっていく。

いつの間にか周りの景色は、どこかの駅のような場所へと変わっていた。

大きな汽笛を鳴らし煙をはきながら、目の前に蒸気機関車が降りてくるようにして停車した。

ミュウを抱き上げたまま、メアリは驚いて立ちつくしてしまった。

辺りは白い霧のような物に包まれてよくは解らないが、客らしき人たちが乗り込んでいく姿が見えた。

「お客様。乗らないのですか?」

呆然としていると、窓から車掌さんが声をかけてくれた。

我に返るメアリ。 眉間にシワをよせる。が、このままここにいても埒が明かないことは明確だった。

「ご乗車ありがとうございます」 にっこりと暖かい笑顔を向けられた。

しばらくして、メアリは自分が乗車券もお金も持っていないことに気付くことに、時間はかからなかった。



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~星ワタリ篇~【朧月夜・夢現億光年】

この世界には伝説がある。

銀河のどこかに存在するという空中都市、ネオ・ネヴァーランド。

太陽が闇に飲まれし時、その地から黄金に輝く天使が舞い降りて滅亡から救ってくれるであろう…。




銀河系を翔る黒い龍、戦艦ブラックドラグーン。

コツコツとジョッキーブーツを鳴らして歩く。黒い軍服を翻すと、少しクセのある銀の髪がサラサラと風に揺れた。

銀河連邦軍・参謀長長官、デットスター将軍。

まだ青年と呼べるほどの若者だが、重くとても強い瞳をしている。

……必ずこの世界に太陽の光を取り戻してみせる。そのためならどんな苦しみさえも厭わない。

我はそう誓ったのだ。

「デットスター将軍! 何か未確認物体が近づいて来ます!本艦上空から――」

「上空だと? 軍以外は飛行禁止区域であろうが。海賊船か?」

「いいえ、もっと小さいです。 何か人のような姿をした――。物凄いスピードでこちらに向かってきています!」

「まずい、このままでは衝突する!」

操縦士をその場に残し、将軍は急いで戦艦の上へと向かった。

風が強く吹いている。暗闇の中で、流れ星のように眩い光を放ちながら、その物体はすぐ近くまで迫ってきていた。

が、急に速度を落とし、ふわりと人の姿をあらわにした。

将軍の傍にゆっくりと降りてきて着地をする。体は黄金色に光っている。

「……貴様は何者だ?」

それは華奢な体に金の髪、王族の少年のような服を身にまとっている。

「天使、なのか?」

問いかけに、碧く大きな瞳がギョロリと開いた。

「ワタクシの天使……いえ、女神はミュウ様だけ……。――誰にも邪魔はさせない!!」

言い放つと、ぐらりと戦艦の上から飛び降りた。

再び人形のように瞳を閉じる。 将軍も後を追い、駆け出して手を伸ばす。 だが届かない。

そのまま共に猛スピードで落下していく。体が雲に覆われた。

まずい。地上が近い。 何としてでも――。

懸命に腕を伸ばす。 指先が少年の髪に触れそうになる。 瞬間――。

雲を抜けて、地上の煌びやかな光りたちが見えた。

そこには美しい景色だけが広がっていた。 驚いて辺りを見渡す。

少年の姿はどこにも無かった。

「……消えた? だと?」



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~星ワタリ篇~【朧月夜・夢現壱光年】

終わりなど来ないかのような真っ暗な谷底……。

自らの意思で落ちていったナイトを探すために、メアリはミュウを背中に抱えてゆっくりと下っていく。

ところが、いくら進んで行っても一筋の明かりさえ見えない。

代わりに、崖の途中で洞窟を発見することができた。 ミュウの体調も考えてひとまずはそこで休むことにした。

ただの横穴のようで奥には道も続いていない。人がいた形跡も無い。

メアリは暖をとるために火を起こす。

「あのね、メアリ……」

メアリの傍にミュウはちょこんと腰をおろした。

「ナイトはきっと生きているよ」

……。

「ミュウにはわかるの」

祈るようにミュウは虚空を見つめた。

「だって、ミュウは今こうしてここで生きているから」

――。

とても綺麗な笑顔を浮かべているのに、メアリには何故だかそれがとても恐ろしい何かに思えてしまった。

「だからナイトも、この世界のどこかで生きているよ」

「……だろうな。あいつは殺しても死なない。それに」  「え?」

「ナイトならミュウを守るために、この世界の神でも殺すだろ」

自分でもなんて恐ろしいことを口にしているのだろうと思えた。

けれどきっとこれがミュウの――、いや俺たちの【創造】するナイトだ。

「だから、みつけよう。俺たちふたりで、ナイトを」

「うん!」



「こっちにこいよ」

急にメアリはコートのボタンを開けて促す。 ミュウはビックリして真っ赤になり固まってしまった。

「阿保か! 冷えるからもっと傍で眠れって言ってるんだ!」 メアリもつられて赤くなる。

「だいたい俺はお前らの保護者なんだし、ミュウに何かあったら俺がナイトに殺される」

メアリは強制的にミュウを自分の胸に抱き寄せた。

ほんのり煙草の匂いがして、あたたかかった。 「ありがとう……」

ミュウもメアリの胸にそっと顔をうずめる。自然と涙が頬をつたっていた。

ナイトがみつかるまでは代わりに――。

メアリは棺型の鞄に目をやる。

ナイトメア・メイズの駒は一回休みの状態のまま止まっていた。

「俺がミュウを守ってみせるよ」



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愛のメッセージ45

ありがとう。


あなたがおしえてくれたこと、ぜんぶおぼえてるよ。

だっこのあったかさも。

なでなでのここちよさも。

わたしを呼ぶ声も。



頬をなでる風のかおりも。

みんなの笑顔も。

甘いご褒美も。

ぜんぶぜんぶしってるよ。



楽しかった。

しあわせだった。

わたしを選んでくれたのが、あなたでよかった。




生きてて良かった。


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愛のメッセージ44

きみに「だいすき」って言われちゃった。

うれしいなぁ。



けれどきみは、少し前のことも覚えていられない。

昔に起きた出来事は覚えているのにね。



だからきみは、一回だけだよって

毎日ぼくにたくさんの「だいすき」をくれる。



ありがとう。

こんなにもぼくのことを想っていてくれて。



ぼくも「だいすき」だよ。


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愛のメッセージ43

やっぱりいつでも、きみといっしょがいいな。




ぼくらはぬいぐるみじゃない。

ぼくらは話せないだけ。

きみのこころをヌクヌクにするために生まれた。



おとなになるまで見守る。

おとなになっても見守る。

いつまでもいつまでも、きみのそばにいるよ。




そばにいたい。




^(*'ω'*)^{もふち~の♪)

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愛のメッセージ42

きみを見ていて、ぴったりだと思ったんだ。

笑っていてほしいから、この言葉をきみに捧ぐよ。



あなたは十分に苦しんだ。

そろそろ自分を解放してあげてもいいんじゃないかな。

あなたの犯した、とてもとても小さな罪は、もうとっくに許されているのだから。


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とある双子執事の航海日誌4

ヨルガミ「ああっ、もうすぐ生命の朝がくるのですね!

体から力があふれてくるような不思議なこの高揚感、間違いありません♪♪♪」

ツキノオ「落ち着きなさい。ヨルガミ」

ヨルガミ「~♪~♪~♪」



ツキノオ「仕方がありませんね、ヨルガミは。

目に映る景色が暗いままでも、わかるのでございますよ。

ふふ。ただなんとなくですけれど。



マスターは、どうして外がいつまでも暗いままなの?とお尋ねになられたことがありましたね。

ワタシはその時、思いました。

マスターは陽の光を知っている。

当たり前に夜明けがくる、きっと太陽がのぼる世界からやってきたのだと。



ワタシもそんな世界が見てみたいです。

いいえ、この世界にもいつか必ず太陽がのぼります。

そんな望みを叶える手助けをするために、ワタシたちは造られたのでございますから」





この世界の本当の夜が明けた、その時は、

マスターとヨルガミとワタシの三人で、手をつないで歩きたいです。(にこっ)


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キャラたちの呟きについて

突然ながら、ツイッターのアカウントが規制されてしまいました;;

なのでつぶやくことができません。

理由はブロックされたからではないです;;



もしかすると、もう私のアカウント自体が正常ではなかったのかもしれません。。。

勝手にフォローが外れていたりしたらゴメンナサイです;;

アカウントはまだこのまま残しておきますが;;もう使えないのかな~;;

でもずっと呟かなくても規制されるのかな??

でもでも、楽しかったこともあったので、どうもありがとうございました!!



■キャラたちのふざけた呟きは、こちらのブログで時々呟かさせてもらいますね(;^ω^)汗;;



、、、ところで、ツイッター以外にもフェイスブックページの更新も止まってしまっています;;スイマセン;;

他にもピクシブとか、、、色々とありますが。。。;;

創作物を公開できるサイトって沢山あるので、一体どれにすればいいのかと迷ってしまいますね~。

とりあえず、ブログはやっておいたほうが良いとは思うけれど。。。

悩む~;;


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★彡☆彡★彡☆彡